初瀬自慢の自然素材
製材の紹介
原木はいわき木材市場や平木材市場で購入しています。
製材する木材にあった、原木を吟味して選び抜きます。
社長の目には、瞬時に見抜く、眼力があります。
良い材木を製材するには、機械のメンテナンスが必要です!
・原木を乗せる台車
・原木を切断する帯鋸盤
この機械を製材する前に、社長自らが準備・調整を行います。
木には種類・年輪・反り等の個性があります。
その木質を見抜き、どう引くかによって、柱・桁・土台などの
木材になるので、木取りの作業は熟練した技量が必要です。
社長、腕の見せところですよ!!
さぁ~切断です!
原木を人と考えますと
”左手→右手→顔→背中”の順番で切断していきます。
(ちょっと痛い感じがしますが・・・。)
そうする事によって、くるいの少ない材木を製材する事が出来ます。
製・材・完・了!!
どうです、この美しい木目!スッキリとしたライン!
見ていて、ホレボレします。
こうやって1本1本、きちんと製材した材木を、
皆様のご自宅で使わせて頂いています。
木の紹介
福島産スギを使用。
スギの使用箇所は、柱・間柱・垂木・化粧桁(梁)・
鴨居・天井縁・巾木・建具材で使用しています。
材質は軟らかいので、加工は容易である。
耐水性がやや劣るので、土台には向かない。
比較的くるいは少ない。樹形は円錐形で、樹高は30~40m。
日本特産の代表的な樹種で本州北部から、九州の屋久島まで生育する。
名の由来は真直ぐな木(まっスぐなキ)からきているといわれる。
秋田杉は日本三大美林のひとつです。
福島産ヒノキを使用。
ヒノキの使用箇所は、柱・敷居・上り框・土台(赤身だけ、
白材は使用しません)・お風呂の蓋などに使用しています。
材質は硬く、細かい年輪が美しく、特殊な香気がある。くるいも少ない。
樹形は常緑の高木で、樹高30~40mにもなる。
日本では福島県を北限とし、南は屋久島まで分布する。
木曾ヒノキは日本三大美林のひとつ。
ヒノキに似た樹木にサワラがある。よくにているので間違われやすい。
ヒノキは世界で最もすぐれた針葉樹の一つと言われている。
福島県産ケヤキを使用。
ケヤキの使用箇所は、大黒柱・上り框・敷台・神棚で使用しています。
うちの社長いわく”柱のKing of King”だね。
材質はやや重く、硬い。耐湿、耐久性に優れる。
樹高は20~25mになる。
東アジアの一部と日本に分布。日本では本州、四国、九州に分布している。
伐採してから5~10年以上寝かして乾燥させないと、大きく反ってしまうので
大工さん泣かせの材料と知られている。
別称で、ツチノキ、ツキとも呼ばれる。
米ヒバの使用箇所は、土台・建具材・敷居に使用しています。
特長は、虫や菌に強い。
ヒバは殺菌性のあるヒノキチオールの含有量が多いので腐りにくく、
耐水性があって湿気に強い。
樹形は錘形で、常緑高木。樹高は20~30m。
米ヒバは日本のヒバとは植物学上同属ではなく、材質が類似している為に
便宜上”米ヒバ”と呼ばれている。学術的にはヒノキの一種です。
別称はイエローシダーと呼ばれている。
青森ヒバは日本三大美林のひとつ。
米マツの使用箇所は、桁(梁材)・屋根垂木・根太材に使用しています。
又、桁はシンシャリ材(芯のない材・割れにくい)を使用しています。
ピーラ(米マツの大木で良材)は階段材・化粧けた(梁)で使用しています。
特長は適度に硬さや重さがある。美しい柾目が出る。油気が多いので水に強い。
長大材が製材できるので、構造用として使用される。
又、樹脂道があり松脂(マツヤニ)が多く手入れが面倒という一面がある。
別称はダグラスファー、ダグラスツリー、レッドファーと呼ばれている。
日本のマツとは同属ではなくトガサワラの属に類する。